トラベラーズノート

使い方

トラベラーズノートを旅行ノートに活用する方法

 トラベラーズノートの魅力のひとつは用途が定まっていないことだろう。リフィルを活用して、書く、描く、スクラップするなど自由に使える。

 2019年の夏。台湾旅行にトラベラーズノートを持参して旅の記録をつけてみた。ここでは、トラベラーズノートの旅行ノート活用法をご紹介したい。

目次

旅のあらゆることをノートに記録しよう

トラベラーズノート

 バックパックをホテルに預けているときでも、トラベラーズノートとペンは常に携帯していた。その日1日の行動をノートに記すためと、タクシーに乗車するときの筆談の手段として使うためだ。

 ノートは左ページからスタートして、時系列に訪れた場所、食事のメモ、出会った人との会話の記録、または無造作に筆談の記録を残してある。殴り書きのメモは自分にしか読めないほど汚いが、それでも後からノートを見返せば旅の記憶が鮮明によみがえる。

時系列にそって正確にメモする

トラベラーズノート
台湾旅行での記録の一例。

 私の場合は旅の思い出を文章に残すことが前提なので、特に、タクシー料金や食事の名前、料金のメモ、鉄道の時間などの正確な情報が役に立つ。このあたりが曖昧だと、時系列にそって感想を述べただけの、リアリティのない文章になってしまうからだ。

 バックパッカーのバイブル的存在『深夜特急(著 沢木耕太郎)』では、デリーからロンドンまでの乗合バスでの旅が克明に記されている。驚いたことに、著者の沢木耕太郎氏は、旅を終えてから10年も経過してから執筆にとりかかっているのだ。沢木耕太郎氏は、10年前の旅を書けると思った理由を著書で以下のように述べている。

それは、私にとっての「三種の神器」とでもいうべきものがあったからである。ひとつは金銭出納帳のようなノート。もうひとつはその反対のページに記されている心覚えの単語や断章。さらにもうひとつは主としてエアログラムと呼ばれる航空書簡に記された膨大な数の手紙。この三つを参照することで当時のことが克明に再現できたのだ。

引用:旅する力 深夜特急ノート:沢木耕太郎

 10年前の旅の情景を正確に書けたのは、ノートと手紙による膨大な材料があったからだという。
 管理人の場合は深夜特急のような超大作を書く予定はなく、自分で楽しむものだから体裁は気にしない。事実を淡々と記録していく。

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パンフレットやチケットはジッパーケースに保存しよう

トラベラーズノート

 パンフレットやチケット、レシートなども旅のよい記録になる。ただし、バックパックにバラバラ詰め込んでいては破れたり無くしたりしてしまう。そこでトラベラーズノートのカスタムリフィルを活用してみよう。

 ジッパーケースをセットしておけば、それらの一時保管に便利だ。ジッパーケースに収まらない大きなパンフレットは折りたたんでトラベラーズノートに挟めばいい。このラフさがトラベラーズノートの魅力である。

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旅ノートにまとめよう

トラベラーズノート

 帰宅したらメモを整えて、集めたチケット類をどんどんノートに貼り付ける。見栄えよくおしゃれにスクラップできればそれにこしたことはないが、私にはそんなセンスがない。取捨選択しながら順番に貼り付け、必要ならメモを書き加える。これで旅行ノートは完成だ。

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旅のお土産は記録と記憶

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ワンコウ・ホテルのスタッフが、マップに手書きしながら観光案内をしてくれた。

 旅行にはよく出かけるほうだと思うが、旅先で自分のお土産を買ったことがほとんどない。決して興味がないわけではないが、大きな理由は荷物が増えると移動が面倒になるからだ。その土地の特産品は、食堂でお腹にいれて持って帰ることにしている。

 管理人にとっての旅のお土産は、記録と記憶。2019年の台湾旅行の一番のお土産は、阿里山で萬國別館(ワンコウ・ホテル)の男性スタッフが、観光ポイントを詳細に書き記してくれたマップだ。これを眺めていると男性スタッフの熱心な仕事ぶりと温かさを思いだす。そのときの会話の内容や、管理人がどこをまわって観光したのかも思い起こせる。

 そして、旅のメモやスクラップをもとに文章に残す。ブログにアップしているが、仮に誰にも読まれなくても、自分が面白いと感じたことを記し、時々見返して旅の思い出に浸ることができれば、私はそれだけで幸せだ。

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