トラベラーズノート ブラスタグ

カスタマイズ

トラベラーズファクトリーのオリジナルブラスタグ

 トラベラーズノートは世界にひとつだけのノートを作り上げることができる。SNSやウェブサイトを検索すれば、おしゃれなカスタマイズ事例がたくさんヒットし、そんな使い方に憧れる人も多いことだろう。

 とはいえ、センスのない管理人にはアート作品のようなカスタマイズは無理そうだった。

 でも人とは差をつけたい。しかし難しいカスタマイズには自身がない——。

 そんな人におすすめしたいのが”タグ”によるカスタマイズである。ここでは、トラベラーズファクトリーオリジナル・ブラスタグをご紹介したい。

 トラベラーズノートと経年変化を楽しめむブラスタグ

 トラベラーズノートの魅力のひとつは、経年変化による”味”を楽しめることだろう。
 日を増すごとに、汗や脂、コーヒーや雨水が分厚い革カバーに染みこんでいく。食事中のテーブルに無造作に放り出し、モノをたくさん詰め込んだバックパックに適当にしまうから、気づいたときには傷だらけである。

 そのたびに手入れをし、使い込んでいくその過程の中で、新品の頃のよそよそしさが消えていく。そうしてできあがったトラベラーズノートは、世界で一冊のオリジナルノートだ。

 トラベラーズノートは、ラフな風合いの革カバーをまとった無骨なノートである。世界のトラベラーズノートユーザーには、その無骨なノートをおしゃれに彩り、作品と呼んでいいほどに昇華させる人がいる。美しく、個性的に装飾されたノートを目にするたびに、私もこのように使いこなせたらなとうらやましく思うが、とても真似できそうにないと溜息をつくのがオチだ。

 だが、すっかり手になじんだトラベラーズノートを開くだびに、少しぐらい飾ってみようかと思えてきた。センスのない私でもできるカスタマイズといえば、チャームだ。

 トラベラーズノートにチャームを取り付ける。チャームはトラベラーズカンパニー純正品でもいいし、市販のチャームでもよい。

「どうせなら、チャームも経験変化を味わえるものがいい」と考え、選んだチャームは、トラベラーズカンパニー純正の「ブラスタグ」である。

 さっそくWEBで注文し、届いチャームを取り付けてこう思う。

「失敗した」

 真新しいブラスタグは、履き下ろしたばかりのスニーカーのような照れくささがにじみ出ている。よくなじんだ革カバーには、あまりにも不釣り合いであった。

「――使えばなじんでくれるだろうか」

一抹の不安をかかえながら、自宅で、出先で、トラベラーズノートを今までどおりラフに扱った。汗や脂で汚れ、次第に傷ついたチャームはほどよく酸化し、鈍い輝きを放ちながらノートと一体化した。

 風合いを増した革カバーに、くすんだ真鍮製のタグはよく似合う。新品のブラスチャームに抱いた不安は取り越し苦労で終わったのだった。

トラベラーズファクトリーのブラスタグ

TFブラスタグ JAPAN TRIP

 日本の象徴、富士山をモチーフにしたタグだ。私はこちらを選んだ。東京の職人が丁寧に刻印しており、品質は確かである。

TFチャーム 北斗星

 27年間、上野と札幌を結んでいた寝台特急列車をモチーフにしたタグだ。旅するように毎日を過ごすという、トラベラーズノートのコンセプトやイメージにぴったりのタグと言えるだろう。

 いずれも、トラベラーズノートのゴムバンドにタグを通して結ぶだけ。手軽にオリジナリティーがだせるので、ぜひ試してみてほしい。

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